吉川市PTA合同家庭教育研修会
私は作家になってから、ずっと10代の子供たちの取材をし続けています。また法務省の許可を得て少女少年院・榛名榛名(はるな)女子学園に1年間毎週通い、少女たちの声を聞いて来ました。 大人を気遣い、心配させないようにと、いい子を装いながら実は、必死にもがいている子供たちが大勢います。そういう現実を講演で知っていただきたいのです。現実を知ることは、時に怖いことかもしれませんが、一日も早く子供たちの心の叫びに気づいていただきたいと思います。 「いじめ」は、古くから存在していましたが、未だなくならず増えるばかりです。しかも、その内容は大人が想像さえできない残酷さです。榛名女子学園では、「いじめ」による傷害で入園している少女たちの存在も知りました。けれども傷害事件を起こした女の子たちの半数以上が、過去にいじめに遭っているのです。少年法があり、逮捕された後、細かい内容が明るみに出ません。そのため私は少年院へ行き取材を重ね、公開されていない部分を知ることができました。そういった隠されている現実も講演でお話できます。 犯罪の内容よりももっと大切なのは、そこに至るまでの「家庭」の状態だと私は思います。「ウチの子は大丈夫」と大人が受け身でいると、子供がどんなにもがきながら頑張っているか、どんなに悩んでいるか、必死で隠している子供の心の中に気づくことができないと思います。生まれてすぐ学校に入学するわけではありません。子供が育つのはまず家庭です。家庭で何ができるでしょうか?取材した子供たちの生の声をお話します。きっと今日、お子さんを抱きしめたくなられることでしょう。 子供たちは、家庭の中だけでなく、学校や社会でも育てていくものです。子育てから遠ざかった方々、社会貢献されている方々にもぜひ身近なこととしてお聞きいただき、子供たちのメッセージを受け取って下さい。 生徒さんたちが、聴講される場合、取材で得た同年代の男子女子の実例を上げ、わかりやすくお話して行きます。 DV、ひきこもり、自殺、摂食障害、リストカット、薬物依存、いじめ、売春、犯罪など原因と対処の仕方についても、実例を上げてお話できます。
尾道市高須小学校、神戸市桃山台中学校、大阪市南港六校PTA、愛知県長久手町、台東区、吉川市PTA連合会、岐阜県大垣東高等学校、群馬県渋川市PTA大会、杵築市立山香中学校、高野山高等学校、岐阜女子高等学校、佐世保市学校保健研究大会、相模原市旭中学校PTAなど
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